リハビリ科
椎間板ヘルニアの術後ケアの中心としたリハビリの実施や飼主さまへのご指導をさせていただいています。
医療センターに導入した水中トレッドミルを活用したり、リハビリを中心に行っています。
スタッフの紹介
獣医師
東中 翠
愛玩動物看護師
平澤 祥貴
愛玩動物看護師
大力 稚佐
愛玩動物看護師
喜多 彩名
参加学会・セミナー
リハビリ科に関係する病名
- 整形疾患全般の術後リハビリ
(膝蓋骨脱臼、股関節脱臼、前十字靭帯断裂、椎間板ヘルニアなど) - 老齢に伴う変形性関節症
など
設備の紹介
トレッドミル
プールとウォーキングマシーンを組み合わせたような水中歩行器です。
水圧と浮力を利用して足腰にかかる負担を減らし、無理なく体を動かす事ができます。
椎間板ヘルニアや骨折、関節の手術の後、体重の負荷を減らしながら、筋力増強のためや歩行訓練をするために使用されます。
その他
例えば十字靭帯断裂の手術後に、何もしなくても次第に正常に歩けるようになる子もいます。ただ、中には『実は半年も肢を着かないんです。どうしたらいいですか?』と言われ、来院される飼主さまも少なくはありません。
その原因として、術後の筋肉の萎縮は5週間がピークと言われます。(それ以降は少しずつ回復に向かいます。)ただ、失ってしまった筋肉を取り戻すには倍以上の時間が必要になります。つまり筋肉を失ってしまうことが術後正常に歩くまでに多くの時間がかかってしまう原因の1つです。
リハビリを術後早期にスタートすることで失われる筋肉の量を減らし、術後の早期回復につなげることができます。