1年に4~5年を重ねるペットのために定期的な健診が必要です。
健康診断で病気が早期に見つかり治療をして元気になったワンちゃん・ネコちゃんがたくさんいます。少しでも長く一緒に暮らすためにも健康診断をぜひおすすめします。
犬・猫の健康診断について
2016年のワンちゃんの平均寿命は14.36歳、
ネコちゃんは15.04歳と、
動物たちの平均寿命は年々伸びています。
理由は様々ですが、昔に比べて、ワンちゃんやネコちゃんの食べるものが良くなりました。今ではワンちゃんやネコちゃんに手作り食やオーガニック系フードを選ばれる飼主さまも増え、普段私たちが食べている食材よりも高品質なものを食べているワンちゃんやネコちゃんもいるくらいです。
さらには予防医療が進み、家族の一員であるワンちゃんやネコちゃんが病気になる前に、ワクチン注射の接種や健康診断を受ける飼主さまが増えているのです。
エルザ動物病院グループで、健康診断を
受診された方は4年前と比べて
約4.6倍と大きく増えています。
エルザ動物病院グループでは、皆さまの家族であるワンちゃんやネコちゃんにいつまでも元気で長生きしてもらうために、半年~1年に1回の健康診断をおススメしています。
ペットが亡くなった後に健康管理を
後悔している方は6割以上!
兆候が現れてから亡くなるまでの期間が短いほど、通院の遅れを後悔する方が多い
ペットが亡くなった後で、健康管理について後悔している方は 62.6%。後悔している方へ「ペットとの別れの後、健康管理について後悔していることはありますか」(複数回答)と質問したところ、「ペットの変化にもっと早く気づいてあげたかった」が最も多く、次いで「病院にもっと早く連れていけばよかった」と通院の遅れを後悔する声が多く、ペットが亡くなるまでの期間別で見ると期間が短いほど通院の遅れを後悔する声が強いことが分かりました。
一方で、健康診断で脾臓腫瘍が見つかり手術したケースや、心不全と分かり投薬治療できたことで快復したという事例もあります。定期的な健康診断の受診をおススメします。
当院では年2回の健康診断を
おススメしています!
1年に人間の数倍早く成長する動物たちは、身体の変化も早いため、適切な頻度で適切な検査が必要です。
当院では、春に簡易血液検査、秋に健康診断で総合検査をおススメしています。
当院推奨の組み合わせ
・ライトコース
コース・料金のご紹介
推奨
HOPEコース半日預かり / 要予約
料金
(税込)
検査項目
- 一般身体検査(聴診・視診・触診)
- 血液生化学検査(犬18・猫16項目)・血球計算
- 糞便検査(寄生虫の有無)
- 尿検査(要事前採取)
- 血液検査(電解質)
- 血液検査(甲状腺ホルモン)
- レントゲン検査(胸部)
- レントゲン検査(腹部)
- 超音波検査
- 心電図
Aコース半日預かり / 要予約
料金
(税込)
検査項目
- 一般身体検査(聴診・視診・触診)
- 血液生化学検査(犬18・猫16項目)・血球計算
- 糞便検査(寄生虫の有無)
- 尿検査(要事前採取)
- 血液検査(電解質)
- 血液検査(甲状腺ホルモン)
- レントゲン検査(胸部)
- レントゲン検査(腹部)
- 超音波検査
- 心電図
Bコース半日預かり / 要予約
料金
(税込)
検査項目
- 一般身体検査(聴診・視診・触診)
- 血液生化学検査(犬18・猫16項目)・血球計算
- 糞便検査(寄生虫の有無)
- 尿検査(要事前採取)
- 血液検査(電解質)
- 血液検査(甲状腺ホルモン)
- レントゲン検査(胸部)
- レントゲン検査(腹部)
- 超音波検査
- 心電図
Cコース当日診察中に検査 / 予約不要
料金
(税込)
検査項目
- 一般身体検査(聴診・視診・触診)
- 血液生化学検査(犬18・猫16項目)・血球計算
- 糞便検査(寄生虫の有無)
- 尿検査(要事前採取)
- 血液検査(電解質)
- 血液検査(甲状腺ホルモン)
- レントゲン検査(胸部)
- レントゲン検査(腹部)
- 超音波検査
- 心電図
ライトコース当日診察中に検査 / 予約不要
料金
(税込)
血液生化学検査(6項目)・血球計算による簡易スクリーニング検査。
ライトコースの結果報告方法は病院や時期によって異なります。
ご来院時にご確認ください。
こんな方におススメ
- 初健診
- およそ1歳まで
- 検査結果はいずれも後日ご自宅へ郵送いたします。
- 上記は健康検査料金であり、説明相談料は含まれておりません。
- 異常が見られた場合の再検査および説明相談は別途料金が必要となります。
- 血液検査
貧血や肝臓・腎臓・糖尿などの異常がないか確認します。 - レントゲン・超音波・心電図検査
外見からではわからない骨や内臓、心臓の大きさや動きの状態を確認します。
オプションとして、追加検査や健診時のケアができます。
- 血液検査(犬フィラリア抗体価検査/猫エイズ・白血病検査/心臓機能検査/甲状腺機能検査/血液型検査)
- 尿検査(事前の採尿が必要)
- ケアセット(爪切り・臭のうしぼり・耳掃除・口腔細菌チェック)
HOPEコースは、『JALペットファミリー』のクーポン利用対象です。
当日来られてからのながれ
(Hopeコースの場合)
- ① 目・耳・皮膚の診察
- ② 聴診・触診
- ③ 採便・採血
- ④ 顕微鏡で糞便検査
- ⑤ 血液検査
- ⑥ 心電図検査
- ⑦ 超音波(エコー)検査
- ⑧ レントゲン検査
健康診断で見つかる病気例
ワンちゃんの場合
一般身体検査(聴診・視診・触診)
-
僧帽弁閉鎖不全症
犬に多くみられる心臓病。初期は無症状ですが、
病気が進行すると心不全や肺水腫といったうまく呼吸ができなくなる病気になります。 -
膝蓋骨(皿骨)脱臼
膝の皿状の骨が外れている状態です。
手術で治す必要があります。
血液検査
-
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの分泌が減少し、さまざまな症状がでる病気です。
-
腎不全
-
肝不全
-
糖尿病
超音波検査
-
脾臓腫瘍
-
子宮水腫
-
胆泥症
-
尿石症
レントゲン検査
-
変形性脊椎症
身体の中心を通る脊椎の関節異常です。
神経を圧迫し、痛みやまひにより歩行困難になることがあります。
ネコちゃんの場合
一般身体検査(聴診・視診・触診)
-
肥大型心筋症
猫に多くみられる心臓病。日常生活内では
目立った症状がなく、気づいたときには重症化している恐れのある病気です。
血液検査
-
甲状腺機能亢進症
甲状腺ホルモンの分泌が増加することで心臓に負荷がかかるなどし、さまざまな症状を引き起こす病気です。
-
腎不全
猫に非常に多くみられる病気です。
腎臓組織は一度壊れると元に戻りませんが、早めに発見できることで病気の進行を遅らせる治療方法があります。 -
膵炎
-
糖尿病
超音波検査
-
尿石症
レントゲン検査
-
尿管結石
-
腎結石
ウサギの健康診断について
ウサギ健康診断半日預かり / 要予約
料金
(税込)
担当獣医師
検査項目
- 一般身体検査(聴診・視診・触診)
- 血液生化学検査(8項目)・血球計算
- 糞便検査(寄生虫の有無)
- レントゲン検査(頭部)
- レントゲン検査(胸部)
- レントゲン検査(腹部)
- 超音波検査
- 検査結果はいずれも後日ご自宅へ郵送いたします。
- 上記は健康検査料金であり、説明相談料は含まれておりません。
- 異常が見られた場合の再検査および説明相談は別途料金が必要となります。
エルザ動物医療センターまで、お電話(079-297-8181)にて事前にご予約ください。
(受付時間 9:00~19:00)
健康診断のQ&A
- Q:
- エルザスマイル会員にはどのように加入するのでしょうか?
- A:
犬・フェレットはスマイルパックでの予防、猫は混合ワクチンの接種でご入会できます。有効期限は1年間で、その間に再度スマイルパックや混合ワクチンでの予防をしていただくと更新されます。また、年会費のお支払いを頂くことによっても会員になれます。
- Q:
- 健康診断を受診したいです。
- A:
完全予約制となります。ご希望の病院にお申込みください。